富士フィルム 超音波診断装置 ARIETTA750SE(アリエッタ750SE)
正確、詳細、安全、そして高いコストパフォーマンス。
現代医療に求められる高画質/診断サポート/操作性を、理想的な超音波診断を日夜、追及する全てのユーザーに。
ARIETTA 750SEであなたの超音波診断が生まれ変わります。
PURE IMAGE
プレミアムクラスから受けついだ確かな画像描出技術により、微かな変化をも捉える高画質をすべてのユーザーに届けます。
SEAMLESS WORKFLOW
正確で安全な超音波診断の基礎となる、快適な検査環境を実現するための革新的なワークフローを搭載しました。
YOUR APPLICATION
最先端の豊富なアプリケーションによって、詳細な診断技術を提供し、あなたの日々の検査をレベルアップします。
マイクロコンベックスプローブ C23/C23RV
画質性能を追求した、ルーチン検査で使用できる単結晶のマイクロコンベックスプローブです。
圧電素子や放熱構造などプローブ形状を見直すことで、従来の通常検査用コンベックスプローブと同等の高い画質性能と、ストレスの少ない操作性を実現しました。診断の支援から治療の支援まで様々なシーンにおける検査をシームレスにサポートします。
eFocusing
浅部から深部まで鮮明な画像が得られる送受信技術です。
フォーカス依存性と被検者依存性の低減を実現しました。
Carving Imaging
組織構造の視認性を追及した「見やすい」画像を実現しました。
被検者依存の少ない安定した画像を実現します。
Wide Scanning
より広い視野を実現するWide Scanning に対応しました。
画質劣化を抑えて通常コンベックスより広い視野が得られるため、検査範囲の拡大が期待できます。
Monitor
広視野かつ高コントラストなLCDモニタが、感度、分解能に優れた、被検者依存の少ない画像を導き出します。
SEAMLESS WORKFLOW
Protocol Assistant
決められた検査手順・撮像条件を登録できます。
検査中のボタン操作を大幅に削減でき、効率のよい検査をサポートします。
また、Guide View機能により、参照画像を表示できます。
Advanced Workflow for Real-time Tissue Elastography(RTE)
HI Strain
安定したエラスト像を描出するアルゴリズムです。
時間分解能、空間分解能を維持したまま連続性の高い画像を得ることができます。
Interlocking FLR Measurement
フレーム選択からFLR計測の起動までの一連の操作を自動で行います。
自動化機能により、再現性のよいエラストグラフィ評価が可能です。
YOUR APPLICATION
Elastography
組織の硬さをリアルタイムに映像化するReal-time Tissue Elastography(RTE)とせん断弾性波(Shear Wave)の伝搬速度を計測し定量的な評価をするShear Wave Measurement(SWM)の両方に対応。
乳腺における脂肪組織と腫瘍組織のひずみ比を計測するFat Lesion Ratio(FLR)や肝臓の脂肪化の程度を推定する減衰計測(Attenuation)等、各種計測も取り揃えております。
Contrast Harmonic Imaging(CHI)
コントラストエコーは腫瘤の検出や鑑別診断、治療支援など幅広い臨床の場で活用されています。Variable Beamformerと高感度プローブにより高精細で高感度な造影を実現しました。
Detective Flow Imaging(DFI)
これまで描出困難であった低流速の血流を表示するイメージング技術です。
独自のアルゴリズムで微細な血流をより高分解能かつ感度よく描出します。
Real-time Virtual Sonography(RVS)
CT, MRI, PET-CTなどのボリュームデータから作成したMPR画像を、超音波画像とリアルタイムで同期させる機能です。腹部をはじめ、乳腺領域、前立腺生検時のナビゲーションなど幅広い領域で活用されています。
SEAMLESS WORKFLOW
Cardiac Functions
A.I.を取り入れた独自の解析技術Hemo Dynamic Structural Intelligence(HDSI)に基いた、自動計測パッケージを搭載しました。
EyeballEFではM.Simpson法によるEFをリアルタイムに自動計測します。
- Beat Mode:ED/ES自動検出
- Doppler Cursor Assist:サンプルゲート位置自動設定
- LV, LA, RA Volume: 自動計測
Intelligent Series
iDGD(Dual Gate Doppler + R-R Navigation)
Dual Gate Doppler使用時に、左室拡張能指標のひとつであるE/e’の計測を自動で行います。
R-R Navigationとの併用で、最適な心拍を自動で検出でき、不整脈症例にも有用です。
- Dual Gate Doppler: 同一心拍で2ヶ所のドプラ波形を観察できます。
- R-R Navigation: 安定したR-R間隔を自動で検出します。
i2DTT
心不全で注目されているGlobal Longitudinal Strain(GLS)などの2Dトラッキング法によるさまざまな計測を全自動で行います。
iVascular
血管のドプラ検査時のカラーROIやカーソル位置などの設定をワンボタンで行います。コンベックスプローブにも対応しています。
また、AutoIMT機能によりIMT(内膜中膜複合体厚)の自動計測も可能です。
下肢血管におけるiVascular機能
iVascular機能はFLOW ROIの位置やサンプルゲートの位置、大きさ、角度などを自動で合わせます。
トラぺゾイド表示中でも使用可能であるため、頸動脈だけではなく下肢血管の検査においても検査時間の短縮効果が期待できます。
IMT-C10計測対応
頸動脈IMT計測方法の1つであるIMT C-10計測に対応しています。
遠位壁における10mm長の領域を自動トレースし、C10値だけでなく、Max値、Min値、平均値を自動で計測することが可能です。
YOUR APPLICATION
Linear CW/Convex CW
eTRACKING
Wave Intensity (WI)
血行動態のより詳細な評価をサポートする独自の機能を搭載しています。
SEAMLESS WORKFLOW
Auto EFW
Estimated Fetal Weight(EFW)の計測時に、計測対象の特徴を自動で解析し計測点を設定します。
スムーズな計測をアシストします。
YOUR APPLICATION
4Dshading/4Dtranslucence/Curved MPR
4Dshadingは照明を当てた時のような自然な影をリアルに表現するモードです。
4Dtranslucenceにより境界を抽出して重畳表示することで、脳内、消化管などの内腔構造の描出が可能になります。また、Curved MPRは任意の曲線上の断面を表示します。背骨や子宮など湾曲した断面の表示が可能です。
Spatio-temporal Image Correlation(STIC)
スキャン中に得られた収集データから、1心拍分のボリュームデータを構築します。
心臓の動きを観察することができ、立体構造の把握に有用です。
Dual Gate Doppler
同一断面で2箇所のドプラ波形を観察できます。胎児不整脈の評価において、従来法と比べ心房収縮および心室収縮のリズムの評価を簡便に行うことができます。