富士フィルム 永久磁石オープンMRIシステム AIRIS Vento Plus (エアリスベントプラス)
Progress of Open MRI
「はやさ」と「つかいやすさ」をPlus
SynergyDriveが操作性の向上、撮像時間の短縮などさまざまな角度から検査をサポート。
MRI検査にかかわる人に快適な検査環境を提供します。
MRI検査にかかる手間を少しでも減らして、画像を診る時間や、患者さんをサポートする時間を充実させたい。
長年お使いいただいているユーザーさまの声をかたちにしたワークフロー向上技術。
初めての方にも、お使いいただいている方にも実感していただける進化を遂げました。
威圧感の少ないコンパクトボディ。
閉塞感の少ないオープンデザイン。
視界が広いワイドな設計と、すぐそばで付き添えるスペース。
閉所が苦手な方への配慮をかたちにしました。
ラテラルスライド オフセンター部位でも高画質な撮像
一般的にMRIはガントリー中心で最も高画質になります。
これは静磁場およびRF照射強度の均一度が高く、さらに傾斜磁場のリニアリティが良いことによります。
AIRIS Vento Plusでは、ガントリー内でテーブルの横移動が左右に±100mm可能です。
肩・膝など正中から外れた部位でも磁場中心にセッティングすることができます。
フローティングテーブル乗り降りしやすく、ワイドな設計
フローティングテーブルはラテラルスライド機能によりガントリー内で左右にも移動できます。
また、最低490ミリメートルまで下げることができるため、小児やご高齢の方でも乗り降りが容易です。
テーブルトップは幅700ミリメートルと広く、被検者に配慮したワイドタイプの寝台です。
「高速化」と「自動化」の新たなソリューションにより、検査フローを向上。
MRI検査にかかる“手間”を少しでも減らして、画像を診る時間や、患者さんをサポートする時間を充実させたい。
長年お使いいただいているユーザーさまの声をかたちにしたワークフロー向上技術。
初めての方にも、お使いいただいている方にも実感していただける進化を遂げました。
検査自動化ソリューション:煩雑な操作を的確にサポート
AutoExam
位置決め、画像処理、画像表示、画像保存、画像転送を1クリックで実施可能。
任意で、撮像を停止・修正・再開を行うセミオートモードも可能です。
高速化ソリューション:診断から治療まで十分に役立つ情報を素早く提供
IP-RAPID
IP-RAPIDはアンダーサンプリングと繰り返し再構成により画質を維持しながら撮像
時間を短縮する高速化技術です。頭部から体幹部、整形など全身の検査に幅広く対応しています。
01.あらゆる部位で
02.1Scanで複数画像を
03.さらに高画質に
低施工費
MRI装置に必要な工事費を低減
一般的にMRI室の工事は、外部からの高周波ノイズを遮断するための「電波シールド」、漏洩磁場を抑制する「磁気シールド」の2つのシールド工事が必要になります。永久磁石方式のMRI装置では、特別な場合を除いて磁気シールドの必要がなく、工事費を低く抑えることができます。また、超電導装置特有の工事(配管工事、チラー設置工事等)も不要なので、工事の工程が減り工期も短縮できます。
省スペース
コンパクト設計による設置スペース低減
AIRIS Vento PlusはECHELONシリーズなどの超電導MRI装置に比べてユニット数が少なく「ガントリー・コンソール・電源システム」の主に3ユニットで構成されます。また、 AIRIS Vento Plusは漏洩磁場範囲が狭く、撮像室をコンパクトにすることが可能です。さらに機械室も不要であるため、施設内の狭いスペースにも設置可能です。超電導MRI装置に必要な水冷(チラー)設備なども不要です。
Cost advantage
イニシャルコストを抑える
経年変化に強く、磁場がほとんど変わらない永久磁石方式のMRI。
当社超電導MRI装置と比べて、設置・設備が少なく、初期費用を低く抑えることができます。
ランニングコストを抑える
永久磁石方式のMRIでは、本体の電力が低いことに加えて消費電力の大きな冷凍機が不要なためランニングコストも抑えることができます。
イニシャルコストとランニングコストを抑えることでコストを圧縮
5年間の累計経費(本体電気代のみ)。
グラフはイメージです。
装置仕様・設備・稼働状況により異なります。