富士フイルム フルデジタル電子内視鏡システム Advancia(アドバンシア)
高度な診断・治療ニーズにこたえる
フルデジタル電子内視鏡システムAdvancia
プロセッサー VP-4450
(1)医師の診断を強力にサポートする「デュアルモード機能」を新搭載
・ 通常画像と FICE 画像を同時に 1 つの画面に表示する「デュアルモード機能」を新搭載。通常画像とFICE 画像を見比べながらの検査を可能とするため、小さな病変部の早期発見、正常部と病変部の境界線の正確な把握などをサポートします。
(2)画像処理機能をさらに強化
・ 構造強調や色彩強調などの画像処理機能をさらに強化。例えば、食道や胃、大腸などを観察する際に、全体の彩度を落とさずに画像を強調したり、これまで見えにくかった胃粘膜上の集合細静脈(RAC)を内視鏡を近づけずに高精細に描写することができます。
・ 部位などの観察対象の明るさに応じて、シャッタースピードを 1/200、1/100、1/60 の中から自動設定。明るく、ブレの少ない画像を提供できます。
(3)DVI 端子と HD-SDI 端子を 2 系統ずつ搭載
・ DVI 端子と HD-SDI 端子をそれぞれ 2 系統搭載しているため、使い勝手が大幅に向上。HD モニターや HD レコーダーに接続でき、医療施設のニーズに適した内視鏡システムを構築することができます。
・ 2 つのモニター上に、フルデジタルの迫力のある高画質な画像を同時に映し出すことができるため、検査室と離れた場所で行われるライブ中継や医療カンファレンスなどで威力を発揮します。
・ HD レコーダーへの接続により、画質を劣化させずに記録することができます。
仕様
主な機能 | FICE、色調調整、色彩強調、輪郭強調、電子ズーム、測光切替(オート/ピーク/平均の3モード)、シャッタースピード自動調整、ブレ軽減、コンパクトフラッシュメモリー記録、分光画像(FICE 画像)通常画像同時記録機能、デュアルモード表示 |
映像信号出力 | DVI:2、HDTV:2、RGB:2、S ビデオ:1、NTSC:1 |
電源 | AC100V 50-60Hz 0.5A |
外形寸法 | 390(W)×105(H)×490(D)mm |
質量 | 9.0kg |
内視鏡 スコープ
(1)上部消化管用スコープ EG-550WR
新開発の小型スーパーCCDハニカムを搭載し,豊富な処置具が使用可能な鉗子口内径2.8mmを確保しながらも先端部外径8.7mmの細径と高画質を両立。患者の負担がより少なく,ルーチン検査でご活用いただける上部消化管用スコープ。
(2)下部消化管用スコープ EC-590WM3
操作性の向上と患者の苦痛低減の両立を狙い,先端部の柔らかさと手元部分の硬さのバランスを改良した。先端部まで力が伝わる硬さを有しながらも,先端部は患者の苦痛をおさえる柔らかさを実現しており,効率的かつ安全な検査が期待される。また鉗子口内径3.8mmを確保しながらも先端部外径12mmを実現。高画質で定評のあるスーパーCCDハニカムや粘液除去に効果的なウォータージェット機能を搭載した下部消化管用スコープ。
(3)十二指腸用スコープED-530XT8
経鼻内視鏡で定評のある超小型スーパーCCDハニカムを搭載し高画質を実現。先端部から湾曲部,軟性部の構造を新設計することで,処置を行う際の操作性を向上させた処置用タイプの十二指腸用スコープ。