GE 超音波診断装置 Venue Go (ベニューゴー)
その場、その人、その瞬間。
Point of Care… 患者さんに最も近い場所で、最善の医療を尽くす。
そのために必要な要素を見つめ、見極めることで、この1台は生まれてきました。
瞬時の判断や手技に応えるcSoundの高画質。
高度な計測やスムーズな検査をリアルタイムにサポートする先進のアプリケーション。
PoCを見つめた理想形として、数多くの先生に高く評価されてきた「Venue Go」が、麻酔・整形分野への機能をより強化し、皆さまのもとへ。
麻酔・整形分野にもPoCの理想形
優れた画質や操作性はそのままに、速やかな検査や処置、フォローアップが求められる麻酔や整形分野を的確にサポートする新たな機能を搭載。
「徹底した現場主義」…Venueシリーズの遺伝子をより濃く受け継いだ1台です。
GE最上位機種に搭載された革新的エンジン。
引き出した超音波信号を、余すことなく高精細に画像化することにより、全視野・全深度の高画質を実現したGEの次世代エンジン「cSoundイメージフォーマー」を搭載。
ひと目でいち早く判断できる、そして繊細な手技を支えるために、基本画像の圧倒的なクオリティアップを実現しました。
AIを用いて開発されたアプリケーション。
AI手法を用いて開発したアプリケーションを搭載。
今までにない視点から現場を見つめ直し、リアルタイムな計測や、よりスムーズな検査といったワークフローの向上を、新たな技術で実現しました。
直感的なモニタータッチ操作(ジェスチャー機能)
指先1本でゲインも、デプスも、フォーカスも。
- ゲインコントロール:
グレイバーの上を指1本で上下にスライドして調整 - デプスコントロール:
デプススケールの内側を指1本で約1秒長押しし、緑色に変化したところを上下にスライドして調整 - フォーカスポジションコントロール:
指1本で約1秒長押しし、緑色に変化したフォーカスマークを上下にスライドさせて位置をコントロール - センターライン ON/OFF:
画像トップの黄色い▼マークをタップしてセンターラインをON/OFF
使う場所、用途に応じて3wayのスタイル。
モニタ位置やプローブが取りやすい高さになるカート設置で。
限られたスペースを有効に活かせるフレキシブルアーム設置で。
狭いベッドサイドでは、カートから外してスタンドアローンで。
使う場所に応じて、フレキシブルに利用できます。
プローブケーブルが床に着かない新設計。
プローブホルダを上部に配置。
プローブケーブルが床に着かない画期的な設計により、引っ掛けたり、踏む心配なく空間内をスムーズに移動できます。
2時間バッテリー/残量表示
安心して、院内・院外どこにでも。
最大約2時間。電源確保が難しい場所でもバッテリーでスキャン可能。
残量も数字とカラーバーで、ひと目で確認できます。
麻酔科
穿刺を、正確・迅速にサポートするために。
穿刺の正確性が求められる区域麻酔において、精細な画質は最大のポイント。
Venue Goは術前のみならず術中・術後まで、的確な見極めを高画質でサポートします。
繊細な手技を支える、精細な画像。
GEヘルスケア最高峰のビームフォーマー「cSound」による
極めて精細なエコー画像が、神経や周辺の組織構造をクリアに描き出し、
穿刺手技を正確かつ繊細にサポートします。
左心室駆出率をリアルタイムに取得。
心尖部四腔断面のスキャン中にリアルタイムに左心室駆出率(EF)を自動計測します。
XDclear Probe
深部から浅部まで1プローブ・ソリューション。
神経ブロックはもちろん周術期の患者管理まで、1本のプローブで高画質に対応。
プローブ切り替えの手間や時間を削減できます。
Automated IVC 循環血液量の評価
ワンタッチで簡便にIVCの呼吸性変動を経時的に計測。
自発呼吸、人工呼吸の切り替えも可能です。(CI/DI値)
エコーガイドで穿刺手技をクリアにサポート。
針のエコー強度を高める「ニードルゲイン機能」、そして針の侵入角度にあわせビームの設定角度を調整できる「ニードルアングル機能」により、刺入する針先を明瞭に描出。
カラー/パワードプラー中でも使用でき、フレームレートを犠牲にすることなく、穿刺手技を安全かつ正確にサポートします。
整形外科
リアルタイムな観察をどこでも、スムーズに。
微小な組織や、繊細な筋繊維の描出など、より精細な観察が求められる整形領域において、cSoundの革新的な画質がスムーズな診断をサポートします。
微細な構造も、細やかに、明瞭に。
筋肉や伳、靭帯などの構造や異常をcSoundの高画質がクリアに描出。
よりスピーディーな診断をサポートします。
両手がふさがる場面でも、スムーズに操作。
患者様の身体を動かしながらスキャンをするときなど、パネルに手を伸ばさなくても「フリーズ」「デプス変更」「記録」など簡単に行うことが可能に。ニーズに応じて、4つのボタンに様々な機能を振り分けることができます。
Follow up tool
比較したい画像の撮影条件を自動で呼び出す。
Follow Upツールは瞬時に比較したい
過去画像の撮影パラメータを呼び出し、
同条件での超音波検査が可能です。
高感度PDI
低速血流な部位でも鮮やかに描き出す。
高感度のパワードプラで
関節のリウマチや炎症性疾患の
経時変化の観察をしっかりサポートします。
Simple screen
必要な情報を、より明確に、さらに大きく。
Simple Screenモードをアクティブにすることで、
必要なアイコンのみが表示され、超音波画像サイズを拡大して表示できます。
Venue View
最大60cmの関心領域を1つのビューで確認。
個々のフレームから最大60cmの範囲を1枚のパノラマ画像として作成。瞬時の判断に求められる解剖学的構造を1つのビューで確認できます。
救急救命室
1秒を争うクリティカルな現場に。
即座に要因を見抜き、瞬時に判断を下す…。
そこにいる全員に俊敏な反応が求められる現場を、ひと目でわかる高画質と、直感的な操作性でサポートします。
迅速な判断を正確に、簡単に。
AI手法を用いて開発された先進的な計測ツールを搭載。
スキャン画像が計測可能な画質かどうかを装置自体がリアルタイムに判別し、自動で計測します。
Real-Time EF
心尖部四腔断面のスキャン中にリアルタイムに左心室駆出率(EF)を自動計測します。
透析室
患者さんへの負担を最小限に抑えるために。
日常管理に必要な血流状態を、正確に把握。
直観的な操作で、画像調整や計測が可能。
シャントの状態を推察する血流機能評価を的確に行えます。
両手が塞がる穿刺中も、スムーズに画像操作。
「フリーズ」「カラードプラON・OFF」「デプス変更」など、手元のプローブで簡単に行うことが可能に。
ニーズに応じて4つのボタンに様々な機能を自在に振り分けることができます。
Automated IVC
ワンタッチで簡便にIVCの呼吸性変動を経時的に計測。
自発呼吸、人工呼吸の切り替えも可能です。(CI/DI値)
Automated B-line
リアルタイムでB-lineをハイライトし、カウント。
フリーズ後、スキャンした間にB-lineが最も高く出現したフレームを表示します。
Automated VTI
左室流出路を検出し、ワンタッチで自動的にVTIを算出。
左室流出路径を入力すればCOも簡便に算出できる他、VTIの経時的変化をグラフ表示することも可能です。
eFAST Diagram
eFASTのプロトコルに沿って、漏れがないように検査をアシスト。各部位の貯留液の有無をサマリー表示が可能です。
皮膚科
皮膚科領域の観察に、クリアに応えるために。
表在観察に最適なプローブもラインアップ。
cSoundのパワフルな描出能力と、高性能プローブの組み合わせにより、皮膚科領域における検査ニーズにも高画質に対応します。
Probe Lineup