動物用自動血球計数装置 Microsemi LC-712 (ミクロスエミ LC-712)
獣医師様からの長年のお声をかたちに!
待望の新製品誕生!
従来装置Microsemi LC-662と同様に
精度、迅速、全血微量で測定できることはもちろんのこと、
使い勝手の向上と安定稼働を実現しました。
試薬
・試薬残量の確認がワンタッチ
画面左上の試薬マークを押すと試薬の残回数(目安)が確認できます。
・外置きの試薬ボトルホルダ
左右どちらにも設置できる試薬ボトルホルダを採用。試薬交換も容易です。
安定稼働
・フィルタ搭載
血餅等ができやすい動物の血液も安定して測定いただけるよう装置内部にフィルタを搭載。
・洗浄強化
洗浄プロトコルを強化し、詰まりに強い機構に設計しました。血餅等の詰まりによるエラー発生時にも画面から洗浄で復帰が可能です。
全血微量
・検体吸引量10μL
小型のイヌ・ネコの場合でも採血の負担を軽減します。また動物種を選択後、検体をセットしてサンプルホルダカバーを閉めるだけで測定を開始します。
・動物専用の溶血剤で白血球を分類
動物専用の溶結剤を使用することで、リンパ球、単核細胞、顆粒球と参考値として好酸球を分類します。
精度
・血球サイズの分別能力が向上しPLT測定がより正確に
RBCとPLTの闘値を自動検出し、闘値サイズより小さいものをPLTとして計測します。
※闘値が検出できない場合はPLT関連データに「?」フラグが表示されます。
・多重測定で偶発要因を排除し信頼性の高いカウントを実現
1次と2次の測定値に有意差がない場合、平均値を測定結果として表示します。 1次と2次の測定値に有意差がある場合は、自動で3次測定を行い、「$」「⋆」のように表示します。
画面表示
・表示切替キー追加
画面表示を測定画面、測定詳細画面、結果グラフ画面に切り替えできます。
業務効率改善
・タイマー機能
装置の起動、洗浄、終了をタイマーで自動実行。祝祭日の休診も簡単にカレンダーから設定できる特殊タイマーも搭載。
・データ取り込みソフトウェアGATELINK連携(オプション)
データ保存と報告書提出をスムーズに行えます。
仕様
測定対象 | イヌ、ネコ全血 |
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測定モード | イヌ測定モード、ネコ測定モード、QCモード、OTHERモード |
測定項目 | WBC、RBC、Hgb、Hct、PLT、LYM#*、MON#*、GRA#*、EOS#* |
演算項目 | MCV、MCH、MCHC、RDW、PDW、PCT、MPV LYM%*、MON%*、GRA%*、EOS%* |
検体吸引量 | 10μL |
測定時間 | 約70秒(測定キー押下〜次測定可能状態まで) |
試薬 | 希釈液 溶血剤 洗浄液 即効洗浄液 キャリブレータ コントロール血液 |
入出力 | タッチスクリーン、サンプルホルダカバー(測定開始)、バーコードリーダ(オプション)、内蔵感熱プリンタ、USBメモリ、RS-232C、EthernetTM |
電撃に対する保護の形式 | クラスⅠ機器 |
電源 | AC100V~240V±10%、50/60Hz |
消費電力 | 85VA |
本体寸法 | 装置本体:220(W)× 440(D)× 430(H)mm(突起部を除く) 試薬ボトルホルダ:75(W)× 200(D)× 70(H)mm(突起部を除く) |
本体質量 | 約15kg |