エムイーテクニカ KAPS SOM62 ベーシック手術用顕微鏡

Kaps SOM® 62ベーシックは、術者が求める光学性能と操作性を、人間工学に基づいて高いレベルで融合させた手術用顕微鏡です。
基本性能の高さと優れた拡張性で、様々なマイクロサージェリーに対応します。

about KAPS

Karl Kaps社は、「光学の街」と言われるドイツWatzlar ヴェッツラーで1946年に創業しました。
以来、70年以上にわたり光学機器の専門メーカーとして、次世代を見据えたイノベーションと変わることのないクラフトマンシップで医療用顕微鏡の開発に取り組み、ドクターの信頼に応える製品を作り続けています。

特徴

自然な姿勢で観察

鏡筒の角度調節
鏡筒は、0~90°の範囲で角度の調節が可能です。光学部の角度や上下動の範囲に合わせて鏡筒の角度(高さ)を変えることで、作業に適した自然な姿勢を保つことができます。

光学部のチルト機構
光学部全体を前後にチルトさせることで、様々な手術への対応が可能になります。可動式マイクロスコープの鏡筒の角度調節機能はこのような場合にも有効です。

直感的な操作を実現

5変倍機構
ドラム式変倍機構により、素早く確実に倍率の切替えが行えます。

電動フォーカス調節
フットスイッチの操作により、±20mmの範囲で焦点距離の微調節が行えます。

鮮明な観察のために

冷光源同軸照明
高輝度150Wのハロゲンライトとファイバーライトガイドによる冷光源同軸照明システムを採用しています。UV/IRフィルター内蔵の他、ブルーライトをカットして網膜光障害を予防するイエローフィルターGG475も装備しています。

様々な手術に対応

アポクロマート対物レンズ
焦点距離の異なるアポクロマート対物レンズf=175mm、200mm、250mmを使い分けることで、様々な手術への対応が可能になります。

豊富なオプション

手術用顕微鏡の機能を拡張する豊富なオプションを揃えています。
ビデオカメラを取付けて手術中の映像を記録しモニターに映す、助手用マイクロスコープを取付けて術者と同じ視野を共有するなど、オプション製品の活用がチーム医療の向上につながります。

マイクロスコープ

マイクロスコープは、鏡筒の角度が異なる3種類の製品からお選びいただけます。
可動式マイクロスコープの鏡筒は、0~90°の範囲で角度の調節が可能です。
光学部の角度や上下動の範囲に合わせて鏡筒の角度(高さ)を変えることで、作業に適した自然な姿勢を保つことができます。
助手用として使用する場合は、アシスタントチューブが必要です。

101-920-000
可動式マイクロスコープ0-90°
f=182mm 接眼レンズなし
 101-955-000
マイクロスコープ60°
f=159mm 接眼レンズなし
101-930-000
マイクロスコープ45°
f=125mm 接眼レンズなし

101-330-000
助手用単眼マイクロスコープ 接眼レンズなし観察は片眼で行います。鏡筒は左右に回転し、任意の位置で固定することができます。ビームスプリッターに取付けて使用します。

101-530-000 接眼レンズ 10倍
101-540-000 接眼レンズ 12.5倍マイクロスコープと助手用単眼マイクロスコープに取付けます。

101-680-000 対物レンズ 焦点距離 f=175mm
101-630-000 対物レンズ 焦点距離 f=200mm
101-640-000 対物レンズ 焦点距離 f=250mm101-663-100 対物レンズカバー  対物レンズを保護します。

101-970-000
アシスタントチューブ90°助手用双眼マイクロスコープ取付用双眼マイクロスコープを助手用として使用する場合に必要です。
ビームスプリッターに取付けて使用します。

ビームスプリッター

101-310-000 ビームスプリッター 2ポート
101-315-000 ビームスプリッター 1ポートビデオカメラや助手用マイクロスコープを取付けるために必要です。

101-860-000 TV チューブ Cマウント f=54mmCCDカメラなどCマウントに対応した機器を取付けることができます。
ビームスプリッターに取付けて使用します。

162-205-000 モニターアタッチメント顕微鏡上部にモニターを取付けることができます。
省スペースで視認性も良好です。

 

寸法