富士フィルム 超音波診断装置 ARIETTA50(アリエッタ50)
ビギナーからエキスパートまで幅広くご使用いただけるARIETTAシリーズのエントリーモデルです。
圧倒的に見やすい21.5インチモニタと、直感的で分かりやすい操作性を用いて、その使いやすさを「次のステージ」へ導きます。
画像診断を支える技術
ARIETTAブランドで培った、品質の高い“音”を生み出すことにこだわり抜いた技術が踏襲されています。
診断の妨げになる組織のアーチファクトを低減し、境界を強調して表示するSIPが従来よりも進化しました。視認性の良い画像でスムーズな検査をサポートします。
超音波ビームをリアルタイムかつ多方向に送受信し、それぞれの画像を重ね合わせます。スペックルノイズの低減や、コントラスト分解能の向上により、病変を明瞭に観察できます。
空間分解能が高く、微細血管においてブルーミングによるはみ出しを低減した血流表示です。
エルゴノミックデザイン
モニターアングル、パネルの高さや向きを検査スタイルに合わせて調整することができます。
自然で無理のない姿勢による検査は、検査者の疲労軽減、筋骨格系障害のリスク低減が期待できます。
可動域の広い操作パネル
操作パネルの向きを検査に適したポジションに調整することができます。
調整可能なモニタ
モニタの向きや角度を検査しやすいポジションに調整できます。
操作パネルの上下可動
様々な検査に合わせて装置の高さを調整することができます。
21.5インチワイドモニタ
広範囲かつ高コントラストな21.5インチLCDモニタ。
感度・分解能に優れた、患者依存の少ない画像を提供します。
10.1インチタッチパネル
検査中タッチしやすい角度に配置しました。
検査部位に合わせたパネルレイアウトでストレスなく操作を行えます。
シンプルな操作パネル
必要なボタンだけをシンプルに配置しました。操作パネルからTGCスライダーをなくすことで、ゆとりのある操作パネルを実現しています。
シンプルな配置でボタンを探す手間をはぶきます。
バーチャルTGC
直感的でなめらかに操作できます。
ワンボタンでゲインや、ドプラ波形のベースライン、流速レンジを適正な値に自動調整します。
Trapezoidal Scanning
リニアプローブ走査時も、ビームを広げて描出することで台形表示します。対象組織を広い視野で観察することができます。
Auto IMT
血管の長軸断層像にROI(関心領域)を設定するだけで、Max IMTおよびmean IMTを自動計測します。指定範囲の全てのポイントから算出するため、精度の向上が期待できます。
Dynamic Slow-motion Display (D.S.D)
リアルタイム画像とスローモーション画像を同時に表示することができます。動きの速い弁の状態をリアルタイムで観察できます。
Free Angular M-mode (FAM)
任意の角度でMモード画像を構築することが可能です。複数個所の壁運動や弁の動きを同一心拍において比較できます。
Doppler Auto Trace
リアルタイムでドプラ波形を追従し計測値を表示します。フリーズと同時にピーク速度や血管抵抗値(PI, RI)が表示されているため計測操作の時間短縮が可能です。
4Dshading
胎児3D/4Dに照明を当てた時のように影の強さを強調して、リアルな質感で明瞭に胎児を描出できます。