リガク 3DマイクロX線CT CosmaScan GXⅡ

超高速・超高解像度のin vivoマイクロCT

最小画素サイズ4.5 μmを実現

 

CosmoScanFX,GXのアップグレードにも対応!

より精細に、より効率的に観察できる新機能搭載。
既存の現有システム(CosmoScanFX,GX)からの機能アップグレードにも対応しています!

2.3ミクロン High Grade Imaging

in vivo microCTでは異例のex vivo専用撮影モード(超拡大機構:Super High Resolution Mode)を搭載し、最小画素サイズ2.3μmの画像取得を実現しました。従来の長時間撮影モードとの併用により高コントラスト、ノイズ低減効果もさらにUPします。

FOV86 Wide View Imaging

従来の撮影モードで実現困難だった超肥満ラットの心拍呼吸同期撮影が可能となりました。 さらに奥行方向(Z軸)に撮影範囲を広げたFOV70撮影モードも搭載しています。

3.9秒撮影 High Speed Imaging

最高117fpsの超高速検出器搭載により3.9秒CTスキャンを実現しました。肺転移やCOPD等、呼吸器疾患モデルの胸部撮影では呼吸波形が安定せず呼吸同期撮影が困難な事があります。そのような疾患モデルのCT撮影にGXⅡの超高速撮影が大いに役立ち、さらに被ばく線量の低減にもつながります。

 

 

心拍呼吸同期ソフトウェアアップデート

心拍及び呼吸同期信号の表示機能が搭載され、同期ポイントの確認が可能となりました。

 

心拍・呼吸同期ソフトウェア

最速240秒で、心臓や周辺臓器の高精細CT画像を得ることができます。
透視モードを利用し、ROIを設定するだけで心拍や呼吸の同期を計測し、自動で画像再構成をおこない、体動による画像のブレを処理するソフトです。
収縮期・拡張期の評価に効果を発揮します。

 

3D 脂肪解析ソフトウェア

メタボリックシンドロームの研究

マウス。ラットの体脂肪を計測するアプリケーションです。
脂肪部を2値化表示し、皮下脂肪と内臓脂肪を自動分離します。CT画像の選択された面積・体積を計算し、皮下脂肪・内臓脂肪の体脂肪率を計算してレポートを作成します。
また、ボリュームレンダリング表示で測定部全体の脂肪分布を観察できます。

 

経時変化解析ソフトウェア

同一の生体を長期経過観察し、その変化量を3次元画像の自自動位置合わせ機能を使用し、差分法にて定量計測することができるソフトウェアです。
1匹を長期観察することにより、個体差のばらつきを考慮せずとも、変化を読み取ることができます。

 

容積計算ソフトウェア

肺野の容積・目席を自動で算出することができるソフトウェアです。
CT値で肺野を特定し、ラベリング機能で肺野以外の部位を排除する事ができます。
肺がん・肺気腫への臨床研究に役立ちます。

被ばく線量表示

撮影サンプルのX線被ばく線量表示機能が搭載され、再生医療や癌の非臨床研究分野では必須アイテムとして重宝されています。

 

マウス大腿骨 超高解像度画像

 

3Dreal マルチウィンドウ(オプション)

光源の色、距離、強度調整し、病理サンプルに酷似した3D画像描写を実現しました。最大4枚の画像データを同時にモニタ表示するマルチレイアウト機能も搭載されています。

Rigaku Bone Analysis Software(一部のみオプション)

摘出した長管骨サンプルデータを取り込み速やかに骨解析パラメーターを算出します。骨解析範囲を設定する手法のバージョンアップにも対応します(オプション)。

マウス頭部固定具(オプション)

マウス頭部を固定状しCT撮影するための特殊器具となります。歯や顎骨のCT撮影時に、頭部が動かないよう保持します。

フィルターチェンジャー(オプション)

用途や材質に合わせてX線フィルターの変更により、線質を変えることができます。